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京深高鉄8時間直行 年内開始か

時間:2012-02-27 10:41:43

 今月16日、鉄道部は、工期見直しを行った哈大(ハルピン、大連)、京石(北京、石家庄)、石武(石家庄、武漢)高速鉄道は、年内にも開通し運営がスタート出来そうだとコメントを発表。これは、北京ハルピン、北京シンセンの二大高速路線の貫通を意味し、北京からハルピン、北京からシンセンの高速鉄道による行程時間はぞれぞれ約5時間と8時間になる。

 京港厦(北京、香港、アモイ)高速杜家坎料金所付近に荒野に高圧線が立ち並ぶ光景が広がっている。これは京深高速鉄道の京石(北京、石家庄)高速鉄道の工事現場。2008年10月に着工した京石路線は計画時速350キロ。6月から半期に渡る調整に入り、計画では年内に開通。

 同時に、石家庄から武漢の石武高速鉄道プロジェクトも順調に進んでいる。計画では上半期に鄭州から武漢エリアが開通し、12月には鄭州から石家庄エリアが開通、京石路線が繋がる。最高時速300キロ基準をクリア出来れば、北京から鄭州まで僅か2時間半の距離となり、北京から武漢も4時間の距離となる。

 北京、シンセン線路の南エリア、つまり武広(武漢、広州)高速鉄道は既に運営に入っているが、昨年年末から運営開始した広深(広州、シンセン)高速鉄道も4月には武広高速鉄道として貫通予定。今年の年末には北京から一路南へシンセンまで直行列車が走り、8時間の距離となる。
ちなみに今年年末まで、京石、京広、京深方面の高速列車はすべて北京西駅に停車するが、将来は新豊台駅が完成、全て新豊台駅に移転する。

 哈大(ハルピン、大連)路線も今年中に完成。京哈(北京、ハルピン)高速路線の開通だ。列車は、京津、津秦、秦沈、ハルピン大連高速鉄道として一路北へ東北三省を貫通。この時、北京から瀋陽、ハルピンの列車行程は3時間と5時間になり、ハルピンから大連は9時間から3時間になる。

 杭甬高速鉄道が年末に開通するに伴い、沿海高速鉄道大動脈も基本的に完成を迎える。高速列車は北京を出発し、京濾、濾杭、杭甬、甬台温、温福、福厦高速鉄道はアモイに直行。列車行程は最短約8時間。

 今年は全国6366キロの新鉄路が運営に入る。この数字は昨年の3.2倍で、中国史上、新路線投入最多一年ともなる。そのうち55%は高速鉄道路線。注目されるのは、京濾、京深、京哈、東南沿海の“四縦”高速鉄道主幹路線が基本的に形成されること。残るは東南沿海のアモイシンセン高速鉄道だけとなる。

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