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昌平イチゴオリンピック18日開幕

時間:2012-02-06 11:39:37

 昌平安四路両側にあるイチゴ博覧園に行くと、そこはもう春。ここは現代化日光智能温室棚、イチゴが最も成長しやすい環境が整った最新栽培園。間も無く開幕する第七回世界イチゴ大会のメイン館の一つとして、世界各地135品種のイチゴと17種類の最新イチゴ栽培方式を展示。

 世界イチゴ大会は四年に一度開催されており、又の名を「イチゴオリンピック」とも言う。今年始めてアジアで開催されることになり、会場は昌平県となった。期間は2月18日から22日。

 大会主要会館となるイチゴ博覧園の建設は既に最終段階に入っている。ここでは優良イチゴ品種の展示、先進的栽培モデル、イチゴ科学技術成果を展示。またイチゴ科学普及、行楽、農業体験もさせてくれる新しいスポットとなる。

 大会開催まで後二週間前後あるが、大会組織委員会から展覧開催を承諾された科学技術会社からは約100名のスタッフが春節前から休まず準備を進めている。博覧園ゲートは二粒のイチゴの形。俯視中心広場もイチゴプレートをイメージ。四方へ広がる道はイチゴの花弁をデザイン。夜景照明システムや標識パネル等のサービス性施設もイチゴ色やイチゴ形状を取り入れるなど、正にイチゴワールド。

 博覧園の建設だけではない。関係スタッフはイチゴの一番美しい姿を世界に展示すべく、設備調整とイチゴ管理に余念がない。イチゴは又の名を「果物の皇后」といわれ、一株、一花、一粒全てに気遣いが必要。こうしてやっと品質保証が可能なのだそう。

 展示される135品種のイチゴのうち、日系品種からは章姫、紅顔、栃乙女、佐賀清香、豊香、幸香、万徳一号等が。欧米品種からはスイートチャリー、カマローサ、アルビ、チャンドラーなどが出る。更に昌平自主知識産業権利品種となる天香、燕香、紅柚添香、冬香、書香、石苺一号など。

 章姫、紅顔、スイートチャリー、カマローサなど品種は既に昌平の広い面積で栽培推進されている。昌平区イチゴ事務所の話では、昌平は2008年から特にイチゴ栽培に力を入れており、先頃、河北の赤城や吉林の蛟河等にイチゴ苗育成基地を建設。続いて2011年には昌平の海抜が高く涼しい地区にもイチゴ苗育基地を建設。ここは全国最大の苗育成基地として、扱うイチゴは121品種にも及び、全区へイチゴ苗を安定して供給、イチゴ農家の需要を基本的に満足させる環境を作っているという。

◎イチゴ博覧園へのアクセス
立湯路から小湯山大柳樹ロータリーへ。更に北に肖村へ。道路西側。

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