北京市120　110　119　連動

　北京市120、110、122、119の四つの救急サービスが連動する。2011年12月15日、これら4部門は今後、突発的情況に遭遇した際、ともに情報資源を共有し、更に大きな事故へと拡大したり、怪我人が出るといった情況を抑えることに勤める。

　ある一台が別の救急部門に協力要請を行った場合、指揮プラットフォームを通じ相手側に連絡が入る。例えば救急センターが渋滞道路エリアで救援連絡を受けた場合や身体切断といった情況に遭遇した際など最短時間での救助が必要。すると連絡を受けた警察交通部門はパトカーを派遣し道路を優先させ、患者をいち早く救急病院へ運送するサポートを行う。

　情報共有、緊急連動以外に4部門は日常訓練においても相互に協力できるよう技能訓練が実施される。消防部門を例にあげると、北京救急センターと共に救援訓練を行い、消防隊員にも一定の救援技能を身につけてもらい、また救急隊員についても基礎的な破壊行為技能を身につけてもらい、簡易的な破壊工具備え使いこなせるよう訓練。こうして第一次救援レベルを上げることで生命や財産の損失を防げるよう勤める。