鉄道切符購入の実名制　全列車に拡大

　来年元旦より鉄道切符購入の実名制が全列車にまで拡大される。元旦の切符を事前に買う場合、明日（22日）から身分証明書の提示が必要となり、電話予約でも本人身分証明書の準備が必要、明後日からはインターネット、代理店、駅窓口で切符を買い求める場合でも本人身分証明書の準備が必要となる。

　なお、中国鉄路顧客サービスセンターホームページ（www.12306.cn）を通じて切符を購入する場合、事前にユーザー登録が必要。また販売受付時間は毎日5時から24時まで。

　電話予約は統一番号の「95105105」を利用。電話をかけると現地のチケット予約システムに接続される。通話料は現地普通通話料のみ。電話予約システムの受付時間は毎日6時から23時まで。

　一枚の有効身分証明書で購入できる切符は、同一乗車日の同日ダイヤ一枚のみ（但し同行する成人の身分証明書で児童切符を買う場合は別）。同一予約申請内容で購入出来る切符数量は5枚まで。

　提示する身分証明書は四種類が指定されており、その一つにパスポートが含まれている。電話予約もパスポートで対応可能。

　切符の受取方法だが、予約の際に使用した身分証明書、予約番号、実際に乗車する人の有効身分証明書を持って、近くの駅または代理店窓口で受け取る。代理店を通す場合は5元の手数料がかかる。