衛生部は昨日(24日)、『速凍面米制品』食品安全国家基準を発布。今年12月12日から施行される。対象となるのは冷凍食品の小麦粉で作ったもの。餃子やワンタン、饅頭、ちまき、白玉だんご等がそれに当る。
これまでの背景として、旧『速凍面米制品』国家基準は “不得検出黄金葡萄球菌(黄金ブドウ球菌は検出されてはならない)”と厳しく規定していたのに対し、新国家基準では黄金ブドウ球菌の検出基準を増やしているものの、基準に符号する程度の黄金ブドウ球菌は認める、となっていた。これが国民の反響を呼んだ。
そこで昨日、衛生部は専門家、メディア座談会を開き、中国疾病コントロールセンター栄養食品安全所劉秀梅研究員より、「国際食品微生物基準委員会は病菌またはその他病気の危険性に基づき、黄金ブドウ球菌は一般性の危害をきたす病菌とし、一定条件下で限定量存在を認可。中国の限定量基準は国際食品微生物基準委員会が基準する制定を参考にしている。」と説明。
つまり黄金ブドウ球菌検出基準が低いという質疑に対し、衛生部専門家は昨日それを否定。同時に国家基準、科学を新しくするとことを表明した。
ちなみに黄金ブドウ球菌は空気中、土壌に広く分布し、人や動物が主な携帯者となる。通常50%またはそれ以上の健康体の人群の鼻、喉、髪の毛、皮膚に存在し、熱に敏感で、一般に煮沸すると殺菌される。百度のお湯に入れると黄金ブドウ球菌は数秒内でなくなるとされている。