今月19日開幕した2011中国現代ファーストフード産業大会で、上半期北京人の外食一人平均消費額が51元で全国三位と分った。但し同比25.36%降下。
中国割烹協会が発布する中国飲食産業2011年発展状況分析によると、中国の飲食産業は今年前三季で14737億元の収入を実現。同比増長16.5%。社会消費小売総額の比重約11.3%を占める。その他年度同期と比べ、今年の飲食産業増長の成績はさほど突出していなかったが、食品価格が不断なく高騰し、コストや労働力が上がっていく中、飲食産業は微利益で安定した発展を遂げていると言える。
また物価が高騰する中、大衆飲食産業消費額は大幅に降下。大衆点評ネットが発布した2011年上半期都市生活消費報告によると、上半期北京人の外食一人平均消費額は51元。全国平均より若干高い。続くは深セン、三位は青島。
中国割烹協会は、飲食サービスにおける食品安全管理監督が厳しくなる中、飲食産業自身が発展する時期に入っている点を指摘。完全競争状態に置かれた飲食業は今後どんどんと淘汰され、経営を軽視したり、違法行為で利益を得ようとする企業は退去せざるを得ない結果となるだろう。飲食市場は正に今が転換期。安心して安く美味しい外食が楽しめる時代が来るのも間近かもしれない。