今月21日、北京首都空港鋪道葦溝付近にある民航博物館が正式にオープン。一般市民が中国民航歴史発展に実際に手を触れることが出来る窓口となる。数日間の試験運営を経て、26日から無料開放となる。
昌平小湯山にある国航空博物館が軍機や武器装備をメインとした展覧をしているのに対し、ここ民航博物館は主に中国民航運輸型飛行機の展示を行う。メイン館総面積は約2.2万平方メートル。白いドーム型の屋根は飛行機エンジン部分をイメージ、入口はちょうど巨大エンジンの排出口のようになっている。目下「民航強国之路主題展」を開催中。抗戦時期の飛行機や新中国成立寸前の飛行機、新中国民航初期に出た八一機、ラサ試験飛行機を始め、貴重な歴史的文献や資料を展示。更に民航博物館には飛行機模型やIMAX巨大スクリーン映画館を有し、参観者に科学普及教育と娯楽サービスを提供。
館外には全国各地から集められた十五機の旧型飛行機が並ぶ。最も貴重な飛行機はスターリンが1956年に毛沢東にプレゼントした飛行機。
開放日は火曜日から日曜日まで、平日9時から16時半。月曜が定休。入場の際は身分証明書の提示が必要。来月からインターネットで事前予約受付するシステムが実施される予定。