市市政容委は未来五年間に、北京にある700箇所の基準未達成の公衆便所を改造し、汲み取り式便所は全て廃止、二類以上の公衆便所にすると発表。
古い小区や都市と卿が合体した地域、観光地周辺、狭い街道胡同、平屋地区には未だ700箇所近い公衆便所が基準に達していない状態で残っている。その大部分が汲み取り式。企業形態や農村住居形式が変化する中、こうした公衆便所は誰も管轄と明確でないケースが多く、結果的に清掃や維持が周到とはいかない。すると汚水が流れ出たり異臭を発することも多々。
今後、北京市にある千箇所以上の公衆便所には脱臭装置が設置され、ショートメッセージで公衆便所の位置を通知するサービスが導入される予定。ショートメッセージを配信すると一番近くにある公衆便所が何処か教えてくれるようになる。また道路信息亭にも公衆便所の地図がアップされ、公衆便所に老人用手すりのなどが付くなど、改革的なトイレ昇級プロジェクトが開始される。