
今月18日から25日、中華民族芸術珍品館で、第四回中華民族芸術珍品文化祭が開催される。今回の文化祭のテーマは「守望民族伝統 伝承経典芸術 推動文化繁栄」。天子の雅-清代帝王生活側影展、中国無形文化遺産技術芸術展、中華民族芸術珍品展、中国無形文化遺産保護と発展フォーラム、北京礼品(贈答品)推進会など多彩なイベントが目白押し。また文物専門家による市民のお宝鑑定コーナーも設置される。
「天子の雅-清代帝王生活側影展」は、中華民族芸術珍品館が故宮文物精品展に続き開催する文物大展覧会。清代皇宮御用達の文物98セット146点が展示される。現代無形文化遺産技術芸術展示と当代芸術珍品を鑑賞すると同時に、古代帝王らの芸術追及と文化情懐を感じることができる。人気テレビドラマ『宮心計』と『金枝欲nie』に出てくる如意館と尚宮局はすべて清代宮廷専門職芸術品をデザインし製作されたもの。この度の展覧される物品は正にテレビで見てきた世界が間近に見るチャンス。大部分の文物が初展示とのこと、期待も高まる。開催期間は一ヶ月間。入場無料。
文化祭期間、全国各省市から抜粋された23項目の代表性無形文化遺産項目の展示も行われる。例えば苗族の銀装飾品、チベット族の刺繍、安徽省の墨など、どれも美しく細かい作業にため息が出るものばかり。場所は中華民族芸術珍品館三階ホール。時間帯によっては国家クラスの無形物質文化遺産技術芸術伝承人が現地開設を行う。
更に文化祭では20日に大型鑑定イベントを実施。北京市文物鑑定委員会秘書長、首都博物館元常務副館長、北京市文物公司元副総経理など招き鑑定サービスを実施。鑑定では整理番号が配布され、番号順に鑑定を受けることになる。持参できる物品は一人一件。鑑定代は無料。具体的には20日午前9時半から11時半、午後1時半から3時半。午前と午後で鑑定される物件数は50件まで。鑑定場所は天壇北門を西へ50メートル行った北、中華民族芸術珍品館(http://www.zhenpinguan.org/)。