交通一カ通が市民の生活に溶け込んでくるに従い、携帯電話とキーホルダーに引っ掛ける形をしたミニカードがヒット。しかし一部商品は「変造カ(変形カード)」と言われ、不法業者が勝手に改造を施した偽物。デポジットをする際、機械に故障をきたすなど問題となっていた。そこで今月10日、市政交通一カ通公司は地下鉄乗車券販売窓口に、一斉に通知を掲示、今後変形ミニ交通ICカードはデポジットサービスを受け付けない態度を明らかにした。
――大部分の変形カード既にデポジット不可
市政交通一カ通公司の話では、市場に出回っている各種変形ミニカード総数は10万枚にものぼり、その数、正常発行された異型カード総数の十分の一にあたるという。正規の一カ通は、普通サイズであろうとミニサイズであろうと、チップ及び印刷に厳格な基準が設けられており、変形カードでは真似できない技術を使用しているという。先月、一カ通公司は公交カード読込システムをバージョンアップさせているが、これにより元は正常使用できた変形ミニカードも今後はデポジット出来なっている。
◎ミニカード 本物と偽物の見分け方
北京公交集団所属ネットワーク窓口で所持するミニカードを確認するか、または一カ通公司顧客サービスセンター電話88087733に電話しても確認することができる。その他、以下3つの方法がある。
・変形カードのチップには「市政交通一カ通」の文字が印刷されていない。
・正規カードのカード番号は17桁。カード一枚につき一つの番号。変形カードはチップに番号が印刷されていない。
・地下鉄まで行き、デポジット機械にカードを挿入。異型カードだと「押金金額:20元」と表示されるか、またはカードを読取しチップ類型が“記念カ”と提示される。