第6回中国北京国際文化創意博覧会の分会場として、11月5日から13日、潘家園第4回無形文化遺産手工芸品交易博覧会が、潘家園骨董市場で開催される。出展される作品は、苗綉、皮影、内画、景泰藍、兎爾爺、東陽木彫、陜西鳳翔木版年画、山西平遥推光漆器など、国家、省、市クラスの無形遺産項目20種類260点。
昨日、潘家園骨董市場現代収蔵品フロア二回展示ホールでは展示準備が完了。入口を潜ると国家級無形遺産項目の「聚元号弓箭制作技芸」額縁が目に飛び込む。伝統の弓箭、漢代弩の模造品や昔の人達が鎮宅用にしていた鎮物弓が陳列されている。面積を最も使っているのはチベット民族のタンカ。タンカ芸術ga沙日第14代伝統羅蔵旦巴が自分と父親の作品10枚を出展。中でも黒唐作品は、純度の異なる黄金で作られており尋常でない美しさと評価。
毛筆制作技芸項目では、大変貴重な竹絲筆が出展される。この筆は油竹を剥し細い竹の筋で作られる。書画作品を作る過程で特殊な効果を出す。北京「金馬」派凧伝統継承人呂鉄智制作の巨大凧は長さが約300メートルもあり、50枚の異なる京劇お面の絵柄で出来ており壮観。
展覧は5日と6日、12日と13日の二度の週末にわたり行われる。会場では無形文化遺産手工芸品の匠による実演も予定されている。また展示以外にも、60項目の無形遺産項目商品の交易会が実施される。