護国寺特色産業街　八百年前の姿復元し落成

　　昨日（26日）午前8時、青レンガに灰色の瓦で統一された古い建築物群、昔を思わせる店構え、壁に装飾されているのは北京風情画と、北京風情を色濃く出した護国寺街がオープン、お客様を迎え入れた。合義齋や護国寺小吃店といった老舗店に混じり、各種小吃を出す屋台、現代風なニューフェイスなど立ち並び賑やか。800年前の護国寺街の姿が戻っている。

　　護国寺街は西から新街口南街、東は徳勝門内大街まで距離約600メートル。昔から護国寺があることで有名だった。護国寺は北京中心地の名刹で、元代に創建され、今日まで800年近い歴史がある。明清以来、護国寺は独特の廟や市場で繁栄。小吃店、骨董店、書画店、靴帽子屋、時計屋、写真館など様々な店が並び、老北京著名な商業街の一つだった。

　　護国寺街の特色を充分に掘り下げる伝承してゆくため、また休日に集まる場所として提供できるようにと、西城区政府は2009年から市商務委員会など関係部門の支持の下、護国寺街の基礎設備、街区景観の総合改造を進めてきた。

　　護国寺街の改造は約二年に渡り進められ、改造後の護国寺街建築は、色調、風格が統一され、店舗は青レンガ灰瓦、紅窓と明清建築風情を体現。文化的で生活気質あふれ、経営業態も多様化。レストラン、旅行、休暇、文化が一体となり、今後、什刹海特色街集群中の一部を組織する街として、西城区が押す国際商業貿易センター模範区として重要な作用を発揮する。

　　来年8月には元青鼎晨大廈を大改造し、レストラン、特色テーマホテル、話劇小劇場が一体化する商業体、護国新天地がオープンする。この「護国新天地」をぐるりと囲む形で、今後護国寺街は、「体験北京」、「光影北京」、「漫歩北京」、「庭院北京」という四大テーマ地域に区分される。