先週土曜日、国家図書館で、デジタル技術を駆使した円明園文源閣復元が初公開された。本物そっくりの3D映像は、歴史を越え遥か古の書蔵楼に我々を導く。
文源閣復元は清華都市計画設計研究院郭薫恒アトリエ「再造円明園」プロジェクトの最新成果の一つ。プロジェクトグループは3D形式で円明園の歴史、園林、建築、植物景観の再現にチャレンジ。。
文源閣は円明園唯一の一処珍蔵『四庫全書』建築。国家図書館に見本房図(光緒24年文源閣踏勘図)、故宮と清華大学建築学院などにその資料が保存されていた。これを元に、実際に円明園遺跡に入ったり、故宮文淵閣や承徳避暑山荘文津閣、瀋陽故宮文遡閣の蔵書楼を調査するなどして、文源閣の外貌、彩画、額縁、対聯など全方位からの復元が試みられた。
2009年4月にスタートして以来、「再現円明園」プロジェクトは既に30風景区、80時空単元の復元研究と立体再現に成功。おそらく年末までに二期工程が完成し、一般の人も「再現円明園」ホームページ(http://www.re-relic.com)で皇帝蔵書楼文源閣の奥秘を探索できるようになる。