
798芸術区内で、北京撮影家協会主催の「北京新視覚」撮影パネル展が開催されている。百枚近い展示作品は、どれも異なる視覚、独特なシャッターチャンスの作品ばかり。すっかり都会に様変わりした北京が持つ懐かしい昔の姿文化も匂わせながら、変わり行く北京の様子を記録している。
今回の展覧会に出展されている作品の過半数は一般の写真愛好家によるもの。什海ほとりにスーツを着た若いカップル。鐘鼓楼の下で赤ちゃんを抱く若いお母さん。逞しい労働者の手・・・懐かしい胡同と重なりながら高層ビルが立ち並ぶ光景。どれも鋭い視覚と独特なシーンで、北京という世界を魅了させてくれる。
展覧は10月27日まで。