延慶国光リンゴ農産品地理標示模範園-延慶県旧県鎮白羊玉国光りんご菜園が一昨日オープンした。300ムーある菜園ではちょうどりんごがたわわに実り、リンゴ狩りの楽しみが体験できる。
この数年、延慶国光りんごの値段は鰻上り。2009年11月は農産品地理標示証書を取得して以来、延慶国光リンゴの名が知れ渡り、その良質で独特な風味と整った色艶が市場を獲得。2008年には500グラム8元だったリンゴは、2009年は500グラム10元、2010年は500グラム16元から18元と高級りんごに成長。
延慶県は海抜が高く日光が充分、昼夜の寒暖差が大きいく、国光リンゴ栽培には最高の土地。延慶国光りんごは糖分が16%と北京市の通常のりんごより2.5%も多く、加えて酸味と甘みが適度で香り高くサイズが割りと小ぶり、果肉は密、肉質は脆いのに固さがあり、貯蔵にも耐える。また延慶国光とその他地区の国光最大の違いは色艶。
目下、延慶県国光リンゴ栽培地は7000ムーにまで発展。「一園一ナンバー 一果物一標示」を建設を目指す延慶国光りんご農産品地理標示はシステム化を進め、標示使用の企業や果物園に対し厳しい審査を行い、国光リンゴの品質を確保している。延慶県旧県鎮白羊玉国光りんご菜園も「延慶国光りんご」農産品地理標示授権契約使用単位に認定され、園内で摘み取られる国光りんごは身分証を持つ。