北京市地震台網測定によると、昨日16時40分、北京市海淀区(北緯40.0度 東経116.2度)で1.8級の地震が発生。震源深度5000m。海淀、石景山、門頭溝局部地区一部居民が揺れを感じた。
昨日午後地震発生時、海淀区一部市民ははっきりと震動を感知したという。ある男性は「私にとって人生初めての地震の経験でした。」と語り、「私はちょうど車を運転していて五環路を走っていました。突然ぐらっとして、でも毎日走っている道で平坦なのは分っていたし、おかしいな、と思ってラジオを聴き、始めて地震だったと分りました。」と話す。
北京市地震局の分析では、この度の地震は北京地区としては正常な地震活動に属するそう。北京地区は一般に毎年数回ほど局部的な地震が発生しており、平均約4年毎、1回、3級から4級の地震が発生している。一般に目に見える破壊や損失はない。
目下、地震観測では突出した異常は見られないため、今後も正常な生活秩序を保つようにと説明している。