
今月16日、東城区劉老根大舞台北側にある劉老根会館が正式にオープンした。当日、前門大街にはジャッキーチェン、楊受成、宋祖英、張柏芝など著名人約百名が600年の歴史を誇る前門大街五牌楼を出発、一路前門東路の劉老根会館に向い祝賀祭に出席した。
祝賀祭の席で東城区区長の牛青山氏は、文化祭期間、前門大街の導引客と売り上げ五割アップが目指と語った。前門大街管理委員会の統計によると、大街には一日平均20万人が訪れ売り上げも好調のようだ。特に鮮魚口美食街はいつも人で賑わっており、焼肉季は営業成績が4倍以上に、便宜坊や都一処も6割増長。
劉老根会館は両側建築群の総建築面積約1万平米。陽平会館と同様、劉老根会館も前門歴史文化保護区内にあった旧家屋を復元させたもの。臨街にある3階建の新ビル以外、その四合院を借りたり改造するなどしている。
四合院の中には「晋翼会館」がある。晋翼会館は278年の歴史があり、当時山西翼城人が投資し建設したもの。史書には、ここは四進院落があり、大小39室の部屋があり、神殿まであったと記されている。民国時代に科挙制度が取消され、挙子文人は二度と北京を訪れるチャンスがなくなり、北京に残った翼城人も少なくなり、会館は次第に寂れ、今では二進院子だけとなっていた。それを趙本山が経営する本山集団が6000万元を投資し改修。
第二回前門文化祭は今月25日まで。