
2011年8月5日から北京西駅南広場が工事に入っている。計画では地下補強工事は11月15日に、地面景観改造工事は12月15日に完成予定。すべてが完成すると西駅南広場は歩行広場が復活、同時に救急通路となる。また南一出口、南二出口の二つの出口が増え、地下通路から直接南広場のバス乗り場や広蓮路に行くことが出来るようになる。
◎補強工事後、歩行広場が復活
先週末から西駅南広場は青色の工事遮断壁が建てられている。西駅地区管理委員会と豊台区太平橋街道の説明によると、この工事は8月5日から開始、規定に則り、南広場地面商業施設、駐車場スペースなど一掃する。地面景観改造工事が始まると、地下にあるテナントも一掃されるとのこと。
この工事改造は先ず南広場の補強工事石材舗装からスタートする。南広場は初期設計では歩行広場という位置づけだった。しかし開放されて間もなく普通車輌やバスの走行路面になってしまっていた。長期にわたり重い車が走ることで道路を圧迫、路面が凹んだ箇所など出てきていた。改造工事では現在のコンクリートを剥がし新しい構造に作り直される。
◎南広場地上には商業施設無しに
西駅南広場地上景観改造工事は、完成すると南広場は環状型歩行広場となり、救急通路の作用を発揮。原則、商業施設は入らず、トイレなど社会公共サービス施設のみ保留される予定。
地上景観改造工事では更に雨水が抜ける水路とバス誘導システムが建設される。工事期間、道路は封鎖され改造となり、広蓮路西は通行止めとなる。改造後は南から北へ向うバスは西駅南路から南広場東路を通り馬連道に出て、北から南のバスは南広場1号路を走ることになる。
◎南出口駅2011年末開通
工事が終了すると、西駅南広場は陸橋と南一出口、南二出口の二つの出口が増設される。蓮花池公園東門北側にタクシー乗り場ができ、タクシー乗り場は12月中旬から使用に入る見込み。
南駅駅舎にはもともと出口が設計されていたが、ずっと使用されずにいた。この度の改造工事で南出口が通り、旅行客はホームから直接南広場で行けるようになる。また南一出口、南二出口の二つの出口から地下通路を通り直接南広場のバス乗り場や広蓮路に行けるようになる。