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バス停広告がネットショップ

時間:2011-07-29 11:41:54

  
 北京市街頭約500箇所のバス停広告掲示板に、コーラ、粉ミルク、オシメなどスーパーでお馴染みの商品が宣伝ポスターとして貼り出されている。これは普通の広告ポスターではない。よく見ると写真の下には価格と二次元コードが印刷されており、通りがかった市民は携帯で直接欲しい商品を予約購入出来るという新しいサービス。

 利用方法は簡単だ。先ず携帯でクライアントをダウンロード。クライアント名をクリックすると「掃描条形碼、二維碼」というオレンジ色のボタンが表示される。対話枠のボタンを押すと携帯カメラモードになる。例えば飲料水を買いたい場合、携帯をカメラモードにして商品ポスターから二次元コードを撮影する。間もなくスクリーン上に商品具体名称と価格が表示され、確認ボタンを押すと購入完了。もし同じ商品を何個も買うなら、クライアント画面の際に直接メニュー選択から個数が選択できる。

  情報は配送センターに配信され、後はネットショッピングと同じ。100元以内は重さで郵送費が計算され、速くて半日、遅くとも一日あれば指定先に届く。荷物が届いたら商品をチェック、現金または企業提供の代金券で支払う。

  目下、このサービスは北京と上海でのみ展開。このサービスを提供する会社関係者は、携帯銀行やクレジットカード清算も試験中で、まもなく対応可能となる、と説明している。

  消費者側からすると、一見新しいサービスに見えるが、実は取扱う商品は街中の購買部でも十分安いものばかり。何が便利なのかと感じる。これに対しこの会社は、「壁紙広告で売る商品は基本的に生活必需品。平日昼間、仕事が忙しくスーパーに行けない人にとってこの買い物方式は便利。また直接の広告作用をもち、次第に利用者が増加する。」と見込みを立てている。先ずは市場リサーチを行い、その後反響を見ながらサービス内容や取扱い商品を検討する計画。

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