市衛生局「焼鴨油」実体調査

　最近、「焼鴨油」と呼ばれるローストダックから滴り出た油を、闇業者が小さな食堂や包子屋台、串焼き屋台に売っているという内容が暴露報道され問題になっている。焼鴨油は廃棄油の一種で、食用価値はない。発がん性物質も含まれており、売ったり食用にするのは禁止されてる。

　北京市は昨日、この事件を重く見て、各区県衛生局、衛生監督所に、管轄区のレストランで使用する食用油に対する一週間の監督検査を命令、実態調査に踏み切った。対象となったのは、北京市内にある276件で、