明式官帽椅など尚韻軒博物館

北京市以外ではあまり見られない老紅木家具や、現代では希少となった民国黄花梨独板門板大型箪笥などを展示する、尚韻軒博物館が連休前にオープンした。 　尚韻軒博物館は左安門橋傍に位置する個人博物館。オーナーは20年以上かけて数百種類の古典家具を収蔵。館内に陳列されている文物の中でも、明式海南黄花梨官帽椅は見とれてしまうほどの美しさ。90年代末期、アメリカササビーズオークションで入札されたもので、古代官員が身分の象徴として持っていたものだとか。主に官府に置かれ、今で言う官員事務用椅子といったところ。