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白龍潭森林公園

白龍潭森林公園

電話:(010)69038558

住所:密雲県太師屯鎮龍潭溝

 密雲県城東北30キロの位置にあり、首都新十六景の一つに数えられる。白龍潭には龍泉寺があり、龍泉寺の創建は元の1288年。寺に掛かる額縁は清代李鴻章の所題、金剛殿と大仏殿の間にある数本の木は700年以上の歴史ある柏。更に戚継光、袁世凱など名人の碑刻が残っている。

 旧暦三月初三、民間に伝わる小白龍祭祈日となっており、白龍潭では三月三廟会が開催されている。南は天津、保定、北は承徳、平、方圓と百里離れた農民がこの地に集まり龍神様を祭り、開潭を祝う。

 白龍潭三月三廟会の起源は清朝乾隆年間とされる。ではどうして三月初三に龍を祭るのか?一説には、三月初三は小白龍が黒龍と格闘、最終的に勝利した日で、その勝利を祝い、現地の農民が三月初一に白龍潭で焼香したから。焼香は三日続けられ、初三が最高潮となる。小白龍の悪魔戦勝報告及び布雨恩澤する自発的な祭祈は代々受け継がれ、儀式は次第に規範化、白龍潭側には小白龍の龍王廟が建てられた。

 また別の一説には、毎年三月初三、小白龍はみな東海から充分な海水をもって雨を降らす。現地で暮らす農民に一年分の水を保証。三月初三、白龍潭に溜まっていた泥砂は一気にくみ出され泉水と共に持っていかれる。ひで上がった石潭には河ができ底が見えないほどになる。この光景を「開潭」と言った。龍潭中からくみ出された泉水は渋きをあげながら直下し下方にある潭まで落ち、そのまま第三の潭まで落ちる。その間、泉水は辺りの春の田畑に潤いを与え、周辺の農民は歓呼、盛況な三月三廟会となった。

 廟会のテーマは「祈福」と「祭龍」。仏教と道教の二つの宗教が同時に活動するのは全国でも稀。十数名の仏教高僧と居土が初二から初三の日中にお経を読み、道教道士も初二から布法を開壇。「祭龍」は三月初二夜12から開始され初三一日続く。この時、農民は白龍潭にある三つの潭水に茶など祭祈供物を投げ入れ、一方で現地の風調雨順を祈り、白龍の恩澤に感謝する。祭龍活動は農業文明時代、農民の水に対する情感と依頼を表現しているといえよう。

 廟会ではその他、民間芸人による百戯競陳、雑技、龍舞、高、曲芸、戯劇無奇などが披露されたり、郷土品、手工芸品、書画骨董、虫鳥花草、各種玩具の屋台が出る。

●アクセス バス:密雲班車バス停から太師屯方向行きバス 白龍潭風景区または黄土バス停にて下車
 

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